ふくろう堂は、2008年に「回復整体・リセット療法」を提供する治療院としてスタートしました。多くの患者さまを施術する中で、手技だけでは改善しきれない痛みや不調に悩む方々に出会い、根本的な原因を探求するようになりました。その結果、「不調の本質的な原因は、肉体ではなく“エネルギー体”にあるのではないか」という仮説に辿り着きました。手技で体に触れることはできますが、目に見えないエネルギー体にはアプローチできません。そこで出会ったのが「ヒーリング」です。最初は手技後に違和感を感じる患者さまにヒーリングを試すと、驚くほど痛みが消えることがありました。ヒーリングは、痛みを和らげるだけでなく、心、体、エネルギー、霊性のバランスを整えることで、より健康で心地よい状態へと導く包括的なアプローチです。

首を回す、息をする、歩く、腰を曲げる、寝る、食べる…。これらはすべて、それを行おうとする「意志」があって初めて行われる行為です。この「意志」や「気持ち」などは、当然目に見えません。私たちは「目に見えない」「触れない」「どこにあるのかわからない」ものを「情報」と定義しています。逆に、「目に見える」「触れることができる」「どこにあるかわかる」ものは「物理」と定義しています。実際、身体の不調や痛みなどの問題は物理的に起こっています。しかし、その物理的な現実に影響を与えているのが「情報」なのです。たとえば、ストレスや緊張は目に見えませんが、心の中で生まれ、やがて身体に影響を及ぼします。ストレスが強くなると、脈拍の上昇や発汗、頭痛といった症状が現れ、さらに血圧の上昇や湿疹、内臓への影響など、深刻な形で現れることもあります。これらは、心が作り出した「ストレス＝情報」が物理的な現実として顕在化した結果と言えるでしょう。

不調や痛みがあるときには、それを引き起こしている不要な情報が必ず存在しています。その不要な情報を切り替えることで、身体（物理）が変わるのです。「気」「エネルギー」「波動」「周波数」「霊力」などと呼ばれるものも、すべて情報の一種と考えることができます。この仕組みは「脳科学」や「量子力学」でも説明されています。そして、この法則を活用し、情報の世界にアクセスして不要な情報を整えることで、身体の症状や歪みを改善する手法があります。

みなさんは、心と体が調和する瞬間を感じたことがありますか？
僕の人生は、まさにその「調和」を求める旅でした。
ここでは、僕がヒーリングに出会い、今の道を歩むに至るまでのストーリーをお話ししたいと思います。
これは、僕が「どうしてこの道を選んだのか」を知っていただくための小さな旅の記録です。
きっと、あなたにも何か感じてもらえる部分があると思います。
どうぞ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。 


平凡な日々からの旅立ち ～変化への第一歩～

僕はもともと、普通の会社員でした。毎日、朝から晩まで働いて、特に何かに満足しているわけでも、不満を感じているわけでもない、そんな日々を送っていました。でも、ふとした瞬間に感じる違和感――「何かが足りない」、心の中で埋まらない部分があることに気づき始めたんです。
「このままでいいのかな？」
そう思っても、なかなか答えが出ませんでした。
でも身体は正直で、心で思っていた不満や焦りがだんだんと現実に問題を引き起こし始めました。いろいろなことがうまくいかなくなり、仕事へのモチベーションも低下。
出勤途中に急に「行きたくない」と思って会社をサボったり、
家に帰ってもイライラして家族にその苛立ちをぶつけてしまったり。
自分の人生、このままでいいのか？という気持ちがどんどん煮詰まっていきました。
そんなとき、学生の頃に通っていた整骨院を思い出しました。
あの時、先生の施術を受けたことで、不思議と安心感が湧いてきたことを覚えています。
そして、もしかしたら「僕も本当は誰かを助ける仕事がしたいんじゃないか？」そんなふうに思い始めたんです。答えが出たわけではなかったけれど、何かが心に残り、やってみる価値があると思いました。そこで、週に一度、仕事が終わると整体の学校に通い始めたのです。


人生を変える出会い ～優しさの整体との邂逅～

最初に習ったのは、ボキボキ系の整体でした。
でも、習っていくうちに少しずつ違和感を感じるようになりました。
こんな激しい施術をお年寄りや小さな子供に施術しても大丈夫なのだろうか？という疑問が湧いてきたんです。「人を壊すかもしれない施術方法はだめだ！」
年齢を問わず、安全に、そして誰でも受けられる施術ができるようになりたいと考えていた時に、超ソフトなのに効果が高い施術方法「回復整体」に出会いました。
これが、僕の人生の転機でした。
先生や先輩から多くのことを学びました。やがて、僕は会社を辞めて独立して「ふくろう堂」という整体院を開業しました。
開業当初は順調で、患者さんが施術を受けて笑顔を取り戻していく姿を見るたびに、「自分の技術が人の役に立っている」という喜びを感じていました。
忙しいながらも、多くの人に貢献できているという実感がありました。


 壁にぶつかる時 ～限界と無力感～

しかし、時間が経つにつれて、より重症な「治せない患者さん」に出会うことが増えてきました。そのたびに、自分の未熟さに打ちのめされました。技術を向上させたい一心で、いろいろな施術方法の講習を受けてみたり、気功やレイキ、クォンタムタッチといったエネルギー療法も学んでみました。
が、決定的な突破口にはなりませんでした。
自分の力不足を感じて、悩む日々が続きました。そして、僕の迷いが現実化したかのように、経営も徐々に悪化していきました。
思うように患者さんを助けられない！経営も苦しい！二重の苦しさが押し寄せてきたんです。なんとか立て直さなければ！施術方法も、経営も！
経営は徐々に傾き、さらにはコロナ禍で追い打ちを受けました。それでも、私を信じて通ってくれる患者さんがいました。その想いに応えたかったですが、心の奥底では「このままでいいのか？」という迷いがくすぶり続けていました。
そんな中で出会ったのが「情報変換ヒーリング」でした。
手を触れずに患者さんの不調や痛みを改善させるというその技術は、半信半疑ながらも僕に新たな希望をもたらしてくれました。
たとえば、腰痛で長い間歩けなかった方が、ヒーリングのあと「え、これ、歩ける！」と笑顔で立ち上がって普通に歩き回ったり、肩の痛みで腕が全然上がらなかった方が「上がる！うそみたいに楽に動かせる！」と驚かれる場面がありました。
「これは……もしかしたら、可能性があるかもしれない。」
でも、全てがうまくいくわけではありませんでした。試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ手応えを掴んでいった感じです。それでも、ヒーリングの可能性に希望を感じ始めました。
患者さんに試しながら、自分の中に哲学が形作られていくのを感じました。「不調の原因は目に見えない情報にある。それを整えることで、人は本来の力を取り戻せるのではないか？」
しかし、順調にいくと思った矢先、思いがけない試練が僕を襲いました。
膝の半月板を損傷し、入院して手術を受けることになったのです。正直、その時はとてもつらかったです。仕事ができなくなることへの不安、患者さんへの申し訳なさ、いろんな思いが頭の中をぐるぐる回っていました。
現実に打ちのめされる一方で、膝の痛みを通して患者さんの苦しみをより深く理解できたとも思います。
「今の仕事は、たった一つのケガで止まってしまう……」
「このままでは、僕は体に負担をかけて、患者さんを助けられなくなる」


 苦しみから生まれる気づき ～復活の光を見つけて～

入院中に考え抜いた結果、ヒーリングを中心に整体を再構築する決意を固めました。触れずに施術できるヒーリングで、患者さんにも、自分にも優しい施術を目指して、新たなスタートを切ることを決めたのです。


心と体の未来をつなぐ ～あなたと歩むヒーリングの道～

今は、ヒーリングによって患者さんにより深い癒しを提供しています。身体の不調や痛みが、ただの物理的な問題だけではなく、目に見えない「情報」の影響を受けているという考え方に基づいて施術を行っています。僕が目指しているのは、体だけでなく心やエネルギーのバランスを整えることです。
あなたも、こんな経験はありませんか？
身体の不調が続いて、どうしたらいいのか分からない。
そんな時こそ、目に見えない原因に目を向けることが大事かもしれません。
僕と一緒に、その答えを探してみませんか？
僕もまだまだ学びの途中ですが、全力でサポートさせていただきます。
「楽になりたい」「元気になりたい」――その思いが回復の第一歩です。

 お手伝いをさせてください。きっと、今よりもっと元気な未来が待っています。